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柚「…うん。オレも出来るなら挨拶に行きたいよ?でも、体が生まれつき弱くて…長時間外にいることは出来ないんだ。」
いえ、バリバリ丈夫ですけど何か?
大体、誰が好んで朝の挨拶なんかすんの?
オレにとっては君らが不思議で不思議で不思議で(etc…たまらないよ。
「そっそうなんですか!?すみませんっ…!僕、何もしらなくて…」
オレが目をふせ悲しそうな顔で言えば、信じた隊員は慌ててオレに謝る。
柚「…大丈夫だよ。気にしてないから、ね?ほら、朝の挨拶に行っといで。オレの分まで挨拶してきてね。」
そう言って笑えば、隊員は元気良くはい!と頷いて早足で挨拶に向かった。
柚「フッ…クスクス…」
口に手を当て思わず笑う。
なんとまぁ…。
単純というかバカというか…。
可愛い隊員だ。
オレの言葉を信じきっている。
キャンキャン騒ぐのは耳に響くから死ねば良いのに…。って思うけど、それ以外は純粋に生徒会の奴らに恋してる可愛い奴等だ。
「…なに笑っているんだ?」
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