フラグ乱立注意…しても立っちゃうもんは立っちゃうよね

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男達の言葉に驚愕の表情を浮かべるチワワ。 なんて奴等だ…カスだ… 陽「最低だなお前ら。吐き気がする!」 確かにコイツらを雇ったチワワも悪いけど、それに応じ挙げ句の果てにはチワワをも殴ろうとするコイツらの方が何倍も悪い。 「…んだと!?」 「てめぇ平凡のクセに調子のんじゃねぇぞ!」 陽「それ関係ない!!」 平凡は調子のっちゃいけないのか!?差別だ差別!! てか今平凡は関係ねーよ!! 硯「やっ…止めてよ2人共!暴力とかは…」 「うるせぇな!もう良いわ、お前も一緒にサンドバッグ決定な」 硯「、え……」 男はそう言うなりチワワを俺の近くに追いやる。 ついに俺の隣まで来たチワワは明らかに怯えていた。 陽「ちょ、お前ら、この子は無関係だろ!」 助けて…ってか前に出て庇ってあげたいのに縄が邪魔で出来ない。 「ハッ。親衛隊を庇うなんて馬鹿じゃねーの?」 「つーかお前に庇ってる余裕があんのかよ」 確かに親衛隊を庇うのはおかしいし自分は馬鹿だと思う。 ……でも チワワは俺を庇ってくれた。良いところを知ってしまった以上、知らんぷりなんて出来ない。 .
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