7章

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蓮と付き合って3ヶ月。 だいぶ俺様な蓮にも慣れて幸せな毎日を送っていた。 社員食堂で梨花と昼食をとっていると、またキャーキャー騒ぐ声が聞こえて、またいつものことか……と梨花とため息を付いていた。 案の定、黄色い声の原因は蓮と松田さん。 「ここに彼女がいるっていうのにね」 呆れたように呟く梨花は松田さんに視線を向けることなくしょうが焼き定食を食べている。 「美優達ってさ。まだヤッてないの?」 「ブハッ」 飲んでいた水を危なく吐き出しそうになって、慌てて口を押さえた。 また梨花ったらこんな場所で大胆な。 「う……ん」 そう正直に答えてしまうのは私で…… 私が蓮の所に泊まりに行ったり、蓮が私の所に泊まりに来りしている。 私にもわからないんだけど私達は確かにまだだった。 「ねぇ」 「うん?」 「ほんとにまだなの?」 と、しつこく聞く梨花は珍しく真剣な顔で。 「うん……まあ……」 やっぱりそれって私に魅力がないから?私、ナマケモノって言われたから? 「私はいつでもいんだけど……なんでだろう。そんな雰囲気になってもだめなんだよね」 何度もそういう場面はあった。でも携帯が鳴っちゃったり、どっちかが先に寝ちゃったり、私が女の子の日になっちゃったりでタイミングが合わないというか……
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