5章

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何通かメールのやり取りをして、おやすみなさいと書き込んでメールを終わらせた。 強引でわがままで素直じゃない蓮。 でもこのメールは、私への愛がたくさん込められていて、素の蓮のような気がした。 きっと蓮の精一杯の気持ち。 それを伝えたくてメールをくれたんだ。 さっき別れたばかりなのにもうこんなに会いたい。 明日から仕事だと言うのに私こんな浮かれた気持ちで大丈夫なのかな。 しっかりしないと蓮に怒られちゃうね。 受かれてばかりじゃだめだね。 そんな思いを胸に、やっと梨花に電話をするのだった。
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