プロローグ

2/3
144人が本棚に入れています
本棚に追加
/304ページ
~本島、フェリー乗り場~ 瞬は、フェリー乗り場で携帯で電話をしていた。 瞬「ああ、わかってるよ」 母『ちゃんと、ちひろちゃんの面倒を見るのよ』 瞬「何回も言わなくてもわかってるよ」 母『初音島に行ったらまず「何回も言わなくてもわかってるよ。さくらさんのとこに行けばいいだろ?」 瞬「とりあえず、時間だから電話切るよ。さっきからちひろが暇そうにしてるし」 母『わかったわ。お母さんは、明日からお父さんと海外に転勤だからね?』 瞬「はいはい。じゃあ切るよ~。仕事がんばってね」 ピッ 瞬「よし。ちひろ~、行くぞ~」 ちょっと離れた場所にある待合席からちひろが来た。 ちひろ「お兄ちゃん。荷物持つの手伝ってよ~」 瞬「ああ。わかってるってじゃあ行くぞ」 ちひろ「はい」 瞬とちひろは、フェリーに乗るために移動した。 瞬「所でどっちに行けばいいだっけ?」 ちひろ「…もぅ~! こっちだよ」 と、ちひろがちょっと怒る。 瞬「ああ! す、すまん次からは気をつけるよ」 そして、ようやく瞬とちひろはフェリーに乗った。
/304ページ

最初のコメントを投稿しよう!