プロローグ

3/3
144人が本棚に入れています
本棚に追加
/304ページ
~フェリー後部デッキ~ ちひろ「うわ~、お兄ちゃん見てください。海、きれいですよ」 少し、離れた所に瞬がぐったりしている。 瞬「………うっぷ」 ちひろ「も~、お兄ちゃんまた~?」 瞬は乗り物に弱わかった。 瞬「ち…、ちひろあと、何分で…。初音島に着く…?」 ちひろ「え~とね。あと30分くらいだと思う」 瞬「そうか…、着いたら起こしてくれ」 ちひろ「も~、わかったよ」 というやり取りのあと瞬は、フェリーの中に戻った。 ~初音島フェリー乗り場~ フェリーから降りた瞬は生き返っていた。 ちひろは、少し機嫌が悪かった。 瞬「う~ん。10年ぶりだなぁ~初音島は、みんな元気かな。なぁ、ちひろ?」 ちひろ「………。そうですね」 というやり取りのあと、2人はバスに乗った。
/304ページ

最初のコメントを投稿しよう!