学園生活と幼なじみとの再開

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杉並「それはな、怪談大会だ!」 瞬「………?」 小恋「え~~~!」 杏「小恋、静かに…」 小恋「う~」 小恋は涙目で杏を見る。 義之「この学校に怪談なんかあんのか?」 杉並「ふふん。あるに決まってるだろう…」 杏「杉並、怪談ってまだ時期が早いわよ…」 茜「あ、でもでも私、屋上と音楽室の話知ってる~」 瞬「そういえば、踊り場の鏡の話聞いたな」 杉並「ほほう、転校してきて、まだ、間もないのによく知っているな。同志橘よ」 義之「なんで知ってんだ?瞬」 瞬「この間、生徒会の仕事を手伝った時にまゆき先輩が音姉をおどかして遊んでたからだよ」 義之「……あはは。またか…」 義之は苦笑いした。 杉並「血まみれの旋律、呻く人体模型、旧焼却炉の怪、屋上のA子さん、昇降口の子供たち、姿見の噂、そして、開かずの女子トイレ……どれから聞く?」 杉並は、手帳をぺらぺらとめくって聞いてきた。 瞬「どうせ、全部話すんだろ」 杉並「当然だ」 瞬「はぁ~、渉が起きるまでだぞ」 杉並「ああ、わかった」 小恋「あうう~、本当に聞くの~?」 瞬たちは仕方ないから聞くことにした。
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