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まゆき「ふう、まあいいわ。早く帰りなさい。下校時間はとっくに過ぎてるわよ」
小恋「そうなんですか?」
まゆき「さっき、放送で言ったわよ」
杏「わかりました。小恋、茜、行きましょ」
杏はかばんを持って教室を出た。
小恋「ま、待ってよ~杏~、義之バイバイ」
義之「ああ」
茜「杏ちゃ~ん、待ってよ~。瞬くん、じゃあね~」
瞬「ああ、また明日」
それに続いて小恋と茜が教室を出た。
杉並「ふむ、板橋が起きんな」
義之「仕方ないな。じゃあ、俺が送るよ」
杉並「いや、俺が行こう。これから行く所はちょうど、板橋の家の前を通るんだ」
義之「そうか、なら、頼むよ」
杉並「ああ、任せておけ。では、さらばだ!」
と言って、杉並は渉を抱えて帰って行った。
義之「じゃあ、俺らも帰ろうぜ、瞬」
瞬「ああ」
瞬と義之が、帰ろうとしてかばんを持った時、まゆきが声をかけてきた。
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