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まゆき「あ、ちょっと、待ってよ」
義之「なんですか?」
義之は、まゆきに聞いた。
まゆき「今日、ちょっと人手がたりないんだ。だから、ちょっと手伝ってよ」
まゆき先輩はそう言って、2人の肩にポンと手を置いた。
瞬「え~、今日はちょっと…」
義之「俺もちょっと…」
まゆき「お・ね・が・い」
2人の肩にギリギリと力が入った。
瞬「っ、………何をすればいいでしょうか?」
義之「何なりとお申しつけください……」
まゆき「そう、ありがとうにゃ~」
まゆきはにひひと笑って言う。
まゆき「やることは簡単よ。6時40分くらいまで、見回りしてくれればいいから」
義之「わかりました」
まゆき「じゃあ、私はあっちに行くからよろしくね」
瞬「…わかりました」
まゆき「じゃあ、お互いがんばりましょう」
そして、まゆきはそう言って教室から出て行った。
義之「はぁ~、行くか、瞬」
瞬「……行くしかないか」
瞬と義之も教室を出た。
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