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~生徒会室前~
瞬と義之はまひるから、全力疾走して生徒会室にたどり着いた。
義之「ぜぃ、ぜぃ、ふう~、なんとか着いたな」
瞬「はぁ、はぁ、そうだな」
義之「とりあえず、入ろうぜ」
瞬「ああ」
義之は生徒会室にノックして入って行った。瞬もその後に続いた。
義之「失礼します」
音姫「あ!弟くんだぁー」
音姫は笑顔で言った。
瞬「音姉、見回り終わったよ」
音姫「瞬くんも来てくれたんだね。見回りありがとう」
瞬は、生徒会室を見渡した。
瞬「あれ、音姉しかいないの?」
音姫「うん、そうだよ。皆、今日は忙しいのよね」
義之「ちひろちゃんは?」
義之はてじかにあった。椅子に座って聞いた。
音姫「由夢ちゃんのご飯作りに行ったよ」
義之「ふ~ん、そうなんだ」
音姫「じゃあ、はい」
音姉は、書類を10枚ずつ、配った。
義之「何これ?」
音姫「あれ?後で、助っ人が手伝ってくれるってまゆきが言ってたよ」
義之「え~、今日はちょっと………瞬からもなんか言ってくれ」
瞬「予想の範囲内だから、俺は大丈夫」
瞬はそう言って、書類を片付け始めた。
音姫「瞬くん、ありがとう~、弟くんもがんばろうね~」
そう言って音姫は自分の仕事に戻った。
義之「………やるか」
義之も仕事を始めた。
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