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~夢の中~
瞬(あれ………俺はてか、ここはどこだ?)
瞬は周りを見渡した。
瞬「霧か深くて、なんにも見えない…」
瞬(俺には、夢を見る力はないはずだけど)
瞬は考えながら、歩き続けた。そして、大きな桜の木の所に着いた。
瞬「これは…枯れない桜だ」
瞬は枯れない桜を見上げる。
瞬(なんで、枯れない桜の所に来たんだろう?)
??「うにゃっ?!なんで、瞬くんがいるのっ!」
瞬「へ?」
瞬が振り返るとさくらが立っていた。
瞬「さくらさん!?ここはどこなんですか?」
さくら「ここは、夢の奥だよ。魔法使いの夢とも言うけどね。魔法使いしか来れないんだ」
瞬「魔法使いの夢?」
さくら「ここは…………ううん、今は言わない。これは、ぼくの罰だから」
すると、枯れない桜の桜の蕾が膨らみ始めた。
さくら「また、花が咲いた…」
瞬「花?」
さくら「これは皆の願いや夢だよ」
瞬「皆の願いや夢…」
さくら「いい願いだけじゃないけどね…」
さくらは枯れない桜を見上げ呟くように言った。
瞬(えっ?、どういう―)
さくら「瞬くんは、もう起きた方がいいよ。起きれなくなるから。話の続きもまた今度ね」
瞬「起きれなくなる?」
さくら「じゃあ、バイバイ♪」
瞬「へ?」
どんとさくらに押された。地面に足を着こうとしたら着けなかった。
瞬「てか、落ちてる~~~っ!!」
瞬は叫びながらそのまま落ちて行った。
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