三上 和幸

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♪━月の光に きらめく海の やさしい 囁きに 耳を澄ます この丘の上に 座っていると やさしい そよ風が 髪をなでる♪ 鳴海が気持よく歌っていると いきなりボッシャーン!!と何かが海に落ちた音がした 慌てて音のした方へ見に行くと誰かが海に落ちて溺れていた 鳴海は、直ぐ様、海に飛び込んだ 溺れてパニックになって、手足をばたつかせ、もがいている彼の後ろに回り、顎に手をかける 自然と彼が鳴海の腕につかまり、そのままの状態で近くの浅瀬まで連れて行った
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