三上 和幸

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体も少し楽になった鳴海は、和幸の世話で別荘に行っている母の代わりに 庭に干してある、洗濯物を取り込み、たたんでいた。 鳴海は、両親が商店を営んでいることもあり 小さい頃から、家事の手伝いをよくしていた。 たたんだ洗濯物を箪笥などそれぞれの場所へ、しまっていると、 庭の縁側に同級生の上神 優が座っていた 「鳴海~!!いるの?」 呼び声に気づき、奥の両親の寝室から、鳴海が出てきた 「ああ!優ちゃん、来てたの」
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