丘の上の別荘

8/8
前へ
/70ページ
次へ
母のいったことは、さて置いて 鳴海は、どんな男の子がくるのか楽しみで仕方ない こんな小さな島に住んでいると、全く知らない人が来るなんて、滅多にないことだ 「あぁ~、楽しみだな~、夏休みを島で過ごそうなんて、絶対、気持の優しい男の子だよ。ランララランラン」 鳴海は、鼻歌混じりでトントンと跳ねるように裏口から庭にでた 庭に出ると鳴海の立っている場所から、海が見える 海を真下に眺めながら、ワクワクとする気持を押さえきれないでいた
/70ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加