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俺はアパートを出て大学へ向かって歩き始める。
突然後ろから声をかけられた。
「おい!春樹ぃ!」
俺が振り向くと秋徒(あきひと)が立っていた。
「折角、俺が待っててやったのに素通りか?」
「別に?お前に待っててくれなんて言った覚えないけど?」
「春樹は男の友情が分かってないな」
こんな会話をしながら俺達は2人で大学への道をボチボチ歩いて行く。
秋徒は高校時代からの友人だが少しノリが軽い。
いつもヘラヘラしているが、実は友達を大切にする奴だ。
途中でコンビニに寄り、いちご牛乳を買ったりして歩くこと15分。
大学の入り口である東門が見えてくる。
動画は秋徒イメージボイス![image=429935036.jpg](https://img.estar.jp/public/user_upload/429935036.jpg?width=800&format=jpg)
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