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たつよしと俺が話していると不機嫌な顔をしたすばる君が2階から下りてきた。
「あ、すばる君おはよー。」
「どないしたん、そんな顔して。ヤスになにされたん?」
「・・・ヤスやない。ヒナに起こされたんや・・・。」
すばる君は耳の裏を掻きながら不機嫌な顔をさらに不機嫌にした。
俺が出来上がった朝飯をすばる君とたつよしの前に置きながら苦笑いしていると、ヤスがすばる君と同じくらい不機嫌の亮ちゃんを連れて下りてきた。
「マル、亮にブラックコーヒー入れたって。」
「はいはーい。」
「・・・マル、俺も。」
「わかってますよー。」
俺は赤と黄色のマグカップに信ちゃんが用意してくれたコーヒーを入れた。
2つのコーヒーを運んでいると、裕ちんと斗瀾ちゃんが慌てて下りてきた。
「斗瀾おはよー。」
「たっちょんおはよー、じゃなくて!!」
「ホンマや!誰や、ヒナに起こすの頼んだやつ!!」
「ホント!耳元でバケツ叩かれたうえに大音量で叫ぶんだもん!!」
「ていうか、夕べ2人とも同じ部屋で寝てたんや・・・。」
「うん、一緒のベッドで寝たよー。」
「斗瀾、あんまヒナの前で言うたらアカンで?それにもう見られとるしな。」
「はーい。」
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