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なんであの時、僕は彼女の手を離してしまったんだろう。
なんであの時、僕は彼女の気持ちに気づいてあげられなかったんだろう。
『もういい。別れる』
『わかった。』
これが、僕と彼女の交わした最後の言葉だった。
僕の横を通り過ぎる時、彼女は泣いてた。
僕はなんで…彼女の手を引く勇気が無かったんだろう。
今更後悔したって、もう遅い。
今更彼女の存在の大きさに気づいたって、もう…遅い。
あんなに近かった彼女の笑顔が、今ではあんなに遠い。
この気持ち、もっと早く彼女に伝えればよかった…
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