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「おはよっ!」
教室の入り口を開け放つも、中には誰もいない。
「あれ…?誰もいな…ひゃあっ!!」
首筋に突如冷たいものが触れ、思いっきり変な声が出る。
「花村でしょ!」
「当たり。やるよ、コレ」
振り返ると、180の長身がペットボトルを差し出してきた。
よく冷えたカルピス。
「お、ありがと。」
丁度喉がからからだったから、驚かされたことも忘れて御礼を言った。
かちかち、と
ペットボトル独特の開封音。
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