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こっちの高身長は富崎秀。
普通の人よりゆっくり人生を生きているような人。
のんびり屋なのにスポーツ万能でサッカー部のキャプテン。
そんで、私の幼なじみ。
「じゃあ、メンバーも揃ったことだし始めますか?」
151㎝弱の私は、精一杯胸を張って尋ねた。
「おう」
「とりあえず机くっつけよー」
がたがたと音をたてながら、三つ分の机を向かい合わせる。
私は少し深めに行きを吸って、言い放った。
「それでは今朝も、『朝の会』を始めますっ」
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