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「ん。朝か……。」
俺は何故か勝手に目が覚めた。
昨日の手紙を見てから自分の体がなんとなく気になってはいた。
しかしまだ何も分からないので諦めた。
今は朝の10時ちょい。
「あ、今日また手紙が来るんだったな」
ピンポーン
「タイミング良すぎだろ…」
そう渋りながら俺はドアを開けた。
ガチャッ
「おはよっ!秋くん!」
朝から幸せだ。
「あれ?凛じゃん。今日もバイト?」
「ん~。そんな所かな?はいまた手紙だよ!」
やっぱりきたか。
「あぁありがと。じゃあ仕事頑張ってね!」
「え?うん……、じゃあね」
バタンッ
流石にちょっと冷たかったかな…。
でもこの事に凛は関係ないから話したくないんだ。
だから帰ってもらった。
「さてと、手紙には何が書いてるんだ?」
ちょっと期待して手紙を読んだ。
【さて行き方ですが、今日と明日が交わる時にアナタの目の前に次元の扉が出てきます。そこに入って下さい、以上です。】
え?そんな非日常的な事が起こるのか?
それに今日と明日が交わる時って事は…、おそらく0時00分だろう。
て事は今10時30分になった所。後13時間30分しかここにいれないのか。
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