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「すげぇ……。」
俺はルナの奥にある扉に入った。そしたら見渡す限りの草原が広がっていた。
「でも草原以外何もない……」
流石にこの広い空間に1人は寂しい。
【ようこそセイスへ!】
「うわっ!」
びっくりしたぁ……。あの扉と同じ声か。
【あ、驚かせてしまいましたか。とりあえずアナタにはまず町に着いてほしいんですけど……】
「え?町?どうやって行けばいいんだよ?」
【この草原を真っ直ぐ進めば町が見えてくる筈です。なのでまずその町に行って下さい。】
筈って何だよ筈って!
「ホントにあるのか?」
…………。
応答なし
「クソっ!行くしかないのか?」
俺はとにかく真っ直ぐ歩き始めた。
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