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「おいおい兄ちゃん!どこから来たんだ?あそこ学校だぞ?なーに驚いてんだ?」
商店街のおっちゃんが俺に笑いながら言ってくる。
しまった!絶対田舎者って感じだよな俺……。
「え?あぁ学校なんですか?城かと思いましたよ」
俺はおっちゃんに言うと、
「ダーハッハ!兄ちゃん相当田舎者だな!あれは学校で、その手前にあるのが学生寮だよ!」
「なにぃっ!?」
つい叫んでしまった。
「兄ちゃん面白い奴だな!旅でもしてんのか?」
おっちゃんは明るく聞いてきた。
「旅?ま、まぁそんな所ですよ」
ヘルスから来ました!なんて死んでも言えないからな。
「へぇ。にしては随分軽い装備だな?魔術者狩りにでも襲われたか?」
おっちゃんは真剣な表情になって聞いてくる。魔術者狩りか……
「あの、魔術者狩りってなんですか?」
「なに?兄ちゃんそんな事も知らないのか。いいか?魔術者狩りってのはまだ初心者の魔術者を捕まえて売っちまおうって輩だ。兄ちゃん大丈夫だったか?」
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