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「なっ…!刀!?」
突然の出来事に驚いた。
「?さっき刀使うって言ったよな?」
ニコルが不思議そうに見てくる。
いや、そういう事じゃなくて…
「何で急に刀が出てきたんだ!?そんな魔法あるのかニコル!?」
「おいおい。これは基本中の基本だぜ?出すときは刀の名前を呼べばいい。んで消すときには刀に消えろと思えばいい。知らなかったのか?」
へぇ~。何かカッコイイな…
「あぁ、知らなかったよ。ちょっと試してみる。」
俺はニコルが言った通り朱雀に消えろと念じた。
すると腰から朱雀が消えた。
「おぉ!すげぇ!“朱雀”!」
今度は名前を呼ぶ。すると朱雀が目の前に出てきてすかさず左手でキャッチした。
あ、ちなみに左利きです…。
「アキ。もういいか?」
ニコルが呆れた様子で聞いてくる。
やべ、1人で騒いでた…。めっちゃ恥ずかしいっ。
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