序章~初対面の叔父さん's~

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「和兄ぃだけズリイ!!!」 颯史は、勢い良くソファから立ち上がりそう声を張り上げた。 その後ろでは雅司が黒いオーラを纏い今にも和茨に襲い掛かりそうだ。 「今すぐ麗惺から離れろ!!!このケダモノが!!!」 「ん~…答えは~い・や♪」 和茨は、いきり立つ二人をニヤニヤと笑いながら見てそう言い放つとそのまま麗惺の頬にキスを落とした。 「「あ~!!!!!!」」 その場に颯史と雅司の叫び声が木霊した。 さすがの麗惺もこの行動にはいつもの冷静さではいられずに硬直してしまったのだった。 初対面の叔父たちはとても個性的でした。
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