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「あ、かーしま達!何なんだよコレ!?」
「知らないし!」
不良グループ所属の小原と優と雄大がうちらに近寄ってきた。
ーとその時
『みんな…なにする?』
この白い空間の中、いきなりアナウンスが流れ、一気に静まり返る。
しかもこの声はかなり幼いもの。
『どろけい、やろ?みんなで、やろ?たのしいよ?じゃあ、きみたちはどろぼう!けいさつからにげて、たからをさがしてね!では・・・・すたーと!』
「え、ちょっ」
すたーと!の合図で私がさっきいた場所に戻った。
「え?」
何だ・・・最近疲れがたまってたのかなぁ・・。
びびったぁ・・。
「あ、離せ!」
な、なに?この声・・地味野郎の前田だよね。
こっそり、声のする方をみると、白いマントを着て"けいさつ"とかいた仮面をした人?に前田ががっしりと捕まれていた。
なに?
「はなっ!!あああああ!!!!!」
「ひっ」
マントの中から剣を出して、前田の首を切るのが見えた。
何・・?
「うえっ」
あまりにもぐろすぎて嘔吐した。
今度は缶に入ってる液体を前田の頭に流し、頭が溶けていく。
そして、"けいさつ"の仮面をした人は金色の粒を前田の頭から出し、ポッケに入れた。
一体・・なんなの?夢?
「!!」
そいつはじろりと私を見た。
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