いち

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「あ、かーしま達!何なんだよコレ!?」 「知らないし!」 不良グループ所属の小原と優と雄大がうちらに近寄ってきた。 ーとその時 『みんな…なにする?』 この白い空間の中、いきなりアナウンスが流れ、一気に静まり返る。 しかもこの声はかなり幼いもの。 『どろけい、やろ?みんなで、やろ?たのしいよ?じゃあ、きみたちはどろぼう!けいさつからにげて、たからをさがしてね!では・・・・すたーと!』 「え、ちょっ」 すたーと!の合図で私がさっきいた場所に戻った。 「え?」 何だ・・・最近疲れがたまってたのかなぁ・・。 びびったぁ・・。 「あ、離せ!」 な、なに?この声・・地味野郎の前田だよね。 こっそり、声のする方をみると、白いマントを着て"けいさつ"とかいた仮面をした人?に前田ががっしりと捕まれていた。 なに? 「はなっ!!あああああ!!!!!」 「ひっ」 マントの中から剣を出して、前田の首を切るのが見えた。 何・・? 「うえっ」 あまりにもぐろすぎて嘔吐した。 今度は缶に入ってる液体を前田の頭に流し、頭が溶けていく。 そして、"けいさつ"の仮面をした人は金色の粒を前田の頭から出し、ポッケに入れた。 一体・・なんなの?夢? 「!!」 そいつはじろりと私を見た。
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