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リタナ「あはは~ あっありがとぉ カラナ」
ラッドと同じように器用に紙束の中から出て来る
『ハァ…』
カラナが小さくため息をつきながら部屋の中を見回し、2人を見た
『2人共 いい加減部屋片付けなさい!! そんなんだから私が2人の尻拭いをしなきゃいけなくなるのよ!!』
そう…先程カラナが行っていた依頼というのは、ある鉱山の調達
鉱山がある場所は少し遠いが別段、難しい依頼でもなくランクはBだ
では、何故Zランクのカラナが動いたのか?
……2人が依頼をはるボードに紙を貼り忘れたからだ
結果、期限が迫っていた依頼を個人で転移が使えるカラナが行ったのだ
『あっ転移っていうのは普通、大規模な魔法陣を書かなきゃいけないんだけど、SSランク以上はそんなことしなくても「転移」って唱えてその後に行きたい場所を言うだけでいいの!!』
突然こっちを見て説明を始めるカラナ
リタナ、ラッドを首を傾げてカラナを見る
ほら!! カラナ説明はいいから本編に戻って!! by作者
『はぁ-い』
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