プロローグ

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?「あなた…大丈夫?」 高いソプラノでよくとおる綺麗な声 それに反応してゆっくりと目をあける 目の前にはとても綺麗な顔をした人間の女性 私が目を開けたのを見て、安心したのか一息つく その仕種一つ一つがとても綺麗で、人間が嫌いな私も思わず見惚れてしまう ?「目をずっと閉じていたし、全然動かないから死んじゃってるのかと思った…」 目尻に涙を浮かべ言う女性に、私はハッと正気に戻る (耳見られた!?) 自分の両手で自分の耳を隠すがもぅ遅い 私の耳はエルフの耳なので凄く長く尖っているが、何故か魔物の肌のようにフサフサな羽毛に覆われている この耳が『亜人』と呼ばれる由縁 …話を戻そぅ
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