プロローグ

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この耳を見た人間は誰であろうと、私の話を全く聞かず魔法を放ってくる 普段なら私も難無くそれに応戦するが… 女性と私の今の距離は1mもない ゆっくり私の方を手を伸ばしてくる女性 とてもじゃないが間に合わないっ 覚悟を決めギュッと両目を閉じる 女性の左手が私の右耳にそっと触れた ………えっ? 触れた……? ゆっくりと目をあけると笑っている女性 『……なに…をっ…?』 声を絞りだし問い掛ける私に女性は優しく語りかける ?「あなたが今噂になっている『亜人』ね…? …………あぁ!!もぅ我慢できない!!」 ……前言撤回 優しく語りかけてきたのは初めだけ 今の状況がイマイチわからない なんか抱きしめられて、両耳を触られまくってる
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