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蛍が転入してきて2日目。
犬飼と食堂に行くと、いっかくで1人の少女・・・夜久 月子が上級生らしき人にからまれていた。
「はぁー、呆れた。隆文これ持ってて」
「お、おい。待てよ‼」
半ば強制的に持たせると、月子のもとへ向かった。
「ねぇ、お兄さん達さぁ
プライドないの?」
「はぁ!?つーかお前誰だ」
「んー、ただのとうりすがりのものですよ(黒笑)」
蛍は、そう言うと上級生のうでをつかみ投げ飛ばした。
「ぐはっ」
勢いよく壁にクリーンヒットした。
投げ飛ばされた男は失神した。
「くそっ、覚えてろよ」
仲間の上級生らしき人は悔しそうにそう言うと、走り去った。
「弱い犬ほど良く吠える・・・。さて、朝飯朝飯」
そのままどこかへ行こうとする月子が蛍の腕をつかんだ。
「ん?」
「あ、ありがとうございました」
あたまを下げてお礼を言う月子に蛍はあっけにとられた。しかし、
「ふふ、君カワイイね。」
蛍は、それだけ言い犬飼のもとへ行った。
そして、月子は
「///」
その後ろ姿にみとれていた。
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