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その日の、放課後。
蛍は、犬飼に誘われ弓道部に見学に来ていた。
「絶対いかんといけんのん?」
「いぃじゃねぇか、1日くらい。」
「めんどい」
「見てるだけならいいだろ。
・・・よろしくお願いします。」
そう言うと、強引に蛍を弓道弓道場へ連れて入った。
「あれ、見学の子かな?」
月子は、蛍にちかよった。
そして、驚いた。
なぜなら、蛍がスカートをはいていたからだ。
・・・・・・?
おかしいことではないよな?
と、おもった人多いですよね、実は・・・。
朝、食堂で会った時蛍はジャージを着ていた。
しかも、星月学園には男でも髪が長い人(桜士郎、や、星月先生、あえて言うなら、青空のあたり。)もいる。
そんなわけで、月子は蛍を男だと思っていた訳だ。
「あの」
「どうしたの?」
「名前、教えてください」
「いいよ。私は、冬月 蛍」
「蛍ちゃん。私、夜久 月子です。今朝は本当にありがとうございました」
「ふふ。気にしないで、私が勝手にやったことだし。それに、あいつらあれでも上級生なわけ?まあ、殴れたしいっかな」
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「「「えぇーーー」」」
話を聞いた、3バカは大声で叫んだ。
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