第1話

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その日の、放課後。 蛍は、犬飼に誘われ弓道部に見学に来ていた。 「絶対いかんといけんのん?」 「いぃじゃねぇか、1日くらい。」 「めんどい」 「見てるだけならいいだろ。 ・・・よろしくお願いします。」 そう言うと、強引に蛍を弓道弓道場へ連れて入った。 「あれ、見学の子かな?」 月子は、蛍にちかよった。 そして、驚いた。 なぜなら、蛍がスカートをはいていたからだ。 ・・・・・・? おかしいことではないよな? と、おもった人多いですよね、実は・・・。 朝、食堂で会った時蛍はジャージを着ていた。 しかも、星月学園には男でも髪が長い人(桜士郎、や、星月先生、あえて言うなら、青空のあたり。)もいる。 そんなわけで、月子は蛍を男だと思っていた訳だ。 「あの」 「どうしたの?」 「名前、教えてください」 「いいよ。私は、冬月 蛍」 「蛍ちゃん。私、夜久 月子です。今朝は本当にありがとうございました」 「ふふ。気にしないで、私が勝手にやったことだし。それに、あいつらあれでも上級生なわけ?まあ、殴れたしいっかな」 「・・・。」 「・・・。」 「・・・。」 「「「えぇーーー」」」 話を聞いた、3バカは大声で叫んだ。
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