第2話

3/3
前へ
/17ページ
次へ
ー月子sideー 私は、突然弓道場を出て行った蛍ちゃんが気になり探しに行った。 すると、屋上庭園から歌声が聞こえてきた。 「もしかして、蛍ちゃんかな?行ってみよ」 私は走って屋上庭園へ向かった。 (きっと、陽日先生に見つかったら「廊下をはしるな‼」って叱られそう・・・) 私がドアを開けると、そこには羊君と蛍ちゃんがいた。 とても、仲がよさそうに話していて(内容は聞こえないけど)・・・蛍ちゃんの笑顔もあった。 私に向けてくれた笑顔とは、違う笑顔・・・。 私がここにいるのは、場違いな気がして立ち去ろうとした・・・その時、落ちていた枯葉を踏んでしまい。 ガサッ 2人がこっちを向いた。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加