だって、

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一目惚れしたやつと同じチームになれそうな時は幸せだった だけど俺は選ばれなかった “日本代表”に テレビ越しに見るあいつは輝いていた 俺も一緒に 俺も同じフィールドに立ちたかった 再び俺にチャンスがあらわれて、 吹雪や、緑川には悪いと思ったけどまあ、あいつとサッカーできるって考えたら幸せになった 「久しぶり!佐久間、」 空港で話しかけられた時はドキドキしすぎて… 自分でもなにいってるかわからなかったぐらいだ 「…なあ、風丸」 「なんだよ?佐久間…」 言うんだ、 いま言わなきゃ… いけない気がする だって… ずっと言いたかったことだから (お前がすきだ!) (俺もだよ) えんど
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