~二章~ 幻想の郷と氷の娘

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避ける少女。 自分を追尾する弾、ランダムに迫る弾。 全方向から迫る光を全て見切り、最低限の動きで完璧に回避する。 最後の一発を避け、息を切らした女の子を見る。 「……打ち止めですか」 「っ!まだよ!」 再び輝く彼女の両手。 光が形を成し、先の尖ったつららが数本現れ、無数のつららがマシンガンのように連射される。 どこからともなく少女は刀を抜き、重そうな刀を細い腕で持って迫るつららを砕いていく。
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