~二章~ 幻想の郷と氷の娘
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次々迫りくるつららに、流石にキリがないと思ったか、 「防御から回避へ」 と呟くと、左へ跳ぼうとして── ──動かない! 少女の両足が地面ごと氷で覆われ、凍ってしまっていた。 いつの間にか、つららによる攻撃は止まっていた。 不思議な氷の力をもった娘は、いつの間にか地面に手をかざしていた。 理屈は分からないが、どんどん少女の体が氷漬けにされていった。
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