~二章~ 幻想の郷と氷の娘
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全身が氷漬けにされた少女。 勝利を確信した氷の女の子。 堂々と勝ち誇って近づいた。 「天才でさいきょーのアタイにかかればざっとこんなもんね!」 見た目は芸術的な雰囲気が漂う、氷の中に包まれても表情を変えない少女に寒気を憶えたが、絶対的優位は揺るがない。 「さぁて、どうしてやろうかなぁ……アタイったられーこくね!」 静かな森の中に、子供の笑い声が響く。
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