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幼女、というとアレな気がするが、小学生くらいの女の子だった。
小学生の水色幼女は、怒っていた。
「せっかくいっぱい捕まえたのに!」
「……」
どうやらこのカエルはこの子の所有物だったそうだ。
頑張って集めたカエルを逃がされて大層ご立腹らしい。
「ぜんぶぜんぶ逃がしちゃって!」
その時だった。
急速に周囲の気温が下がり始めた。
夏の暑さには涼しいぐらいの風。
凍えそうな雪山の中のような寒さ。
どんどん落ちていく気温。
「異常事態……」
「さいきょーのアタイがあんたを氷漬けにしてやる!」
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