家族

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「綾人ッ!!あそこにマ○トがあるぞッ!!行ってみよッ!!」 「うん。行こう」 夕理の家に近づいて来た頃だった。 夕理の方が僕の家よりはるかに近いため 僕達は夕理の家に向かっていた。 「トイレで鼻かんで来るから待ってて」 そう言うと僕はトイレに入った。 マ○トではたくさんのおばちゃん達が入り口で立ち話をしていた。 地震のせいでかえれないのだろう… 僕達と一緒だ… そう思いながら鼻をかんでいると夕理が 「ヤバいッ!!」 と叫んで入ってくる。 「どうしたッ!!」 僕は心配になり声をかけると夕理が喋り出す。 「親と電話繋がった…」 ´
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