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「何て言ってた?」
僕は真剣な顔で夕理に聞いた。
「あぁ…うちの母さんは無事らしい。それで今から迎えに来るって」
やったッ!!
帰れるッ!!
僕の心の中は舞い上がっていた。
「ただ…
んッ?
夕理が語り出す…
「どこに迎えに来るかわからないんだ…」
それを聞いた僕は悲鳴をあげた…
「だって電波悪くて電話切れちゃったんだから仕方ないだろ…」
いやいや…
そう言う問題じゃねぇ…
僕の希望の光は消えた…
「マ○トにいるって言ったから大丈夫だろッ!!」
夕理は笑いながら言った。
「よしッ!!マ○ト周辺探してみっか?」
僕は夕理の後ろをトボトボついっていった…
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