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空には黒い雲がかかり吹雪いていた。
変な天気だなぁとその時は思っていた。
「寒くねぇ?マ○トの中にいようぜッ!」
僕は夕理に言った。
「いや…まだだ」
夕理がいつもと違う顔で言う。
「母さんが俺らがどこにいるのかわからなかったら嫌だろ?」
夕理は家族を思って言ってるんだ…
そう思った。
「わかったよ」
僕はそう言い夕理についていく…
ブーブーブー
夕理の携帯がなった。
すかさず電話に出る。
「もしもし?……あぁわかった今から行くよ…」
気のせいか夕理の顔が明るくなっていた。
「綾人ッ!!マ○トの近くにある薬局屋に迎え来てるってッ!!」
僕はその言葉を聞いてその薬局屋まで走り出した。
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