始まり

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いろんなゲームをやりおわり ベンチで僕らは収穫した景品を眺めていた。 「今時のゲームはすごいなぁッ!!」 「あぁッ!!最高だ」 僕らはたわいのない会話をしていた。 「おいッ!!あれとってみねぇかッ!!」 夕理が指差した先にはプリクラがあった。 「いや…あれは女のゲームだろ……」 僕は少し抵抗したが夕理は 「いいじゃんッ!!ほら、男もいるぜッ!!」 と僕の腕をとってプリクラまで走っていった。 プリクラのなかは眩しかった。 はぁーいッ!!とるよ 3、2、1、パシャッ 機械の声がして僕らは最高の笑顔をカメラにむけた。 「よーしッ!!落書きするぞッ!!」 張りきりながら夕理がペンを持った。 ´
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