ほーる。

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ヒナは、ふう…と深呼吸をして、私の目に焦点を合わせた。 私は、尋常じゃないくらいに瞬きをしていて、まともにヒナを見ることができなかった。 「あのね、もう一度言うけど、」 私はゴクリと唾を飲み込んだ。 そんなの、ドラマでしかしないと思ってた。 「あたしね、ずっと、修一くんのこと好きだったのよ。」 「…ずっとって、いつから?」 「えっと…。高校ん時から。」
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