ほーる。

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私はしゃがんで、申し訳なさそうに正座をして身体を縮めているヒナと、目線の高さを合わせた。 「私がシュウのこと気にする必要はもうないんだし。 もう、関係ないから。」 「あきの…。」 私は立ち上がって、ハンカチで濡れた手を拭いた。 バッグの中から携帯を取り出し、時間を確認した。 特に予定は無いが。
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