まぁくんへ

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「あなたは昔いいました。目覚めれば枕元には素敵な。プレゼントが置いてあるよと、髪を撫でながら~」 チラッとユウジを見ると 画面の字をジーッと見ていた そのまま歌い続ける悠衣 久しぶりのカラオケ 熱唱し過ぎてフッとユウジを見るとユウジの目に涙が ユウジ「いい歌っすよね…なんか、切ないってゆうか。俺、昔よく聞いてました」 悠衣「小学生の頃?」 ユウジ「いや、中学の時っす。これ聞くとなんか…」 なんかユウジの心に傷があるんだなぁと思った 悠衣はまだユウジの傷を癒せる程大人じゃない。 聞くだけ聞いて返す言葉がでてこないってわかるから必要以上に聞かない
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