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-スポーツ大会-
その日は凄い猛暑日でみんなテントのなかに密着状態だった。
暑い…。どこか別の場所に移動しよう。
夢ちゃんを見ると暑そうにタオルであおいでいた。
熊「夢ちゃん夢ちゃん」(周りに聞こえないように)
夢「なにー?」(コショコショ)
熊「涼しい所に行かない?」(コショコショ)
夢「うん。いいよ」
今の心境
爆発してもいいお\(^ー^)/
夢ちゃんと僕は抜け出して近くにあった日陰のある小さな階段に座ることにした。
夢「今日セブンによって帰りたい」
熊「うん。いいよ~どうせ暇人だからな」
夢「ありがとう。熊はほんと良い奴だよなぁ」
まぁ優しい人だな、とかいい人とかで終わりたくないし。
熊「別に良い奴なんかじゃないしっ」
こんな他愛もない会話もなんとなく好きだった。
夢ちゃんといちゃこらしていたらクラスメートKが登場
K「私も良いかな?」
夢「どうぞ~」
僕はKとあまり話したことがなく、話もかみ合わないので何も言わずテントに戻ろうとした。
あれ?体が進まない
腕を見ると夢ちゃんにがっちりとつかまれていた。
腕を握られていると実感した瞬間、心臓が一気に飛び上がり体中に電源が走ったような感覚に陥った。
夢ちゃんの方を向くと、行かないでと怒った感じの上目使いで見られた。
僕は何も言わずに夢ちゃんの所へ戻った。
K「でさー私さぁー」
こいついたの忘れてたおーまぁでも少し空気読んで欲しかったおー。
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