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「今日も可愛いなぁ」
そう呟いて鼻の下を伸ばす私の日課は女の子達を見ることだ。
変態?
違うな。
ド変態だ。
「いや、視線キモイ」
そう言ってどん引きする彼は、私の幼なじみのへんた…。
「変態じゃねぇ!?てめぇと一緒にすんな!!」
「心を読んじゃうなんて、もぅ、美咲君のド・へ・ん・た・い」
ん?
何だプルプルして、思春期か?
春か?春か?
スプリーングなのか?
「あ゛ぁ゛ぁ゛!?!キショイキショイ!鳥肌が立つ!!?そして口に出てんだよ!!第一スプリーングって何だ?!!」
「貶すか、突っ込むか、問うか、3つの内どれかにしろ。私は聖徳太子ではないぞ?聖徳太子として崇めたい気持ちはわかるぞ、私は尊敬に値するようなド変態だからな!」
「変態と胸張って言う奴が尊敬出来るかぁ!!」
右手の拳を振り上げて真っ赤になっているのは、秋道 美咲(あきみち みさき)、幼稚園より前からの幼なじみで親友。
まぁ、彼曰く暴走する私のストッパーらしい。
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