68人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、私の足は音速の壁を越え………
「くぅぉぉらぁぁ！！！七原なぁぁにしてるぅ！！？」
『ガシャンッ！！！』
「あ…」
あ…。
「担任引いちゃった☆」
てへぺろ♪
「先生ぇぇーーー！？！？」
「ぐぅふぅ…、あ、秋道…、あ、後は…」
「先生っ…！？」
「た、頼んだぞっ…！…どうか、な、七原をっ…真人間にっ…」
「せ、先生っ…必ずっ！俺がっ！！」
「あぁ…必ず…」
………あんたら、楽しそうね。
美咲と担任が人情劇場なんて芝居に勤しんでいる内に、私は。
…ずらかるか…。
「今逃げたら後が大変だぞ。結花」
「ですよねぇ～」
肩を掴む美咲に、やれやれとため息を吐いたら、叩かれた。
「どーして、お前はとんでもないことばっか仕出かすのかね、七原」
「どーして、と聞かれたら答えてあげ…」
「結花については今更ッスよ先生」
「るが世の情け」
「「だって、ド変態だもん」」
「あぁ！？色々すっ飛ばしてセリフ取られた！！？」
最初のコメントを投稿しよう！