プロローグ

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そんな時女性の口が開く 「この学校は好きですか?」 「え?」 何故俺……いや違う俺に聞いてるのではない 直感だがそう思った 女性は俯きながら喋り出す 「わたしはとってもとっても好きです でも何もかも……変わらずにはいられないです 楽しいこととか嬉しいこととか……全部 ……全部変わらずにはいられないです」 やはり俯きながら独り言を呟く 「それでもこの場所が好きでいられますか わたしは……」 「見つければ良いだろ」 知らず知らずのうちに口が動いた 俺が言える事じゃない……それでも口は動く
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