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え、ちょっと待って…。
どういうこと…。
梨乃は混乱していた。
「赤城さん、私が部屋に案内するので、コーヒーの準備よろしくね」
真美さんが、梨乃の肩をポンっと叩いた。
「あっ、はい!!」
梨乃は副社長と真美さんに会釈すると、
慌てて給湯室に逃げこんだ。
コーヒーを準備しながら、
給湯室にある鏡を見て、身だしなみを整える。
駅から走ってきた為、確かに髪がボサボサ…。
長い髪をひとまとめに後ろで結ぶと、
ちょうどコーヒーが出来上がった。
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