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中学校一年生の夏休み.
あたしは友達のバンドの
スタッフとして働いてたね。
重い機材を運べなくて
焦っていた時
圭也が
「重いなら重いって言わなきゃ
誰もわかんないよ?」
って言いながら機材を運んでくれたね。
あの時は、お礼を言うことも出来ずに
ただひたすら機材を運んでいて...
圭也と仲良くなるなんて
思ってもなかったよ.
年だって四つも離れてたし
話題だって 好きなものだって
一つも合うとこなかったのに.
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