大好きな人へ

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そのときのあたしは 遠慮というものを知らなかったから 「うん」 って一言だけ. それでも圭也は 「ぢゃあさ! セツナちゃんの好きなもんって なに!?」 「..わかんない。」 「えΣ(゚□゚;) 自分のことぢゃん?!」 「....ベースの音かな」 「ベース?低音の奴だよね?」 あたしは頷いた。 「ベースねぇ...」 「悪い?」 「悪くないけど... あんまり目立たないじゃん? 俺はギターのが好きだなあ。」 「でもベースがなきゃ 成り立たないじゃん。」 「まあ... セツナちゃんは低い音好き?」 「...なにそれ?(笑)」 「ベース低い音だから( ̄ー+ ̄)」 「低い音はベースだけじゃないじゃん(笑)」 音楽のことで あたしたちは話が盛り上がった。
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