83人が本棚に入れています
本棚に追加
そのときのあたしは
遠慮というものを知らなかったから
「うん」
って一言だけ.
それでも圭也は
「ぢゃあさ!
セツナちゃんの好きなもんって
なに!?」
「..わかんない。」
「えΣ(゚□゚;)
自分のことぢゃん?!」
「....ベースの音かな」
「ベース?低音の奴だよね?」
あたしは頷いた。
「ベースねぇ...」
「悪い?」
「悪くないけど...
あんまり目立たないじゃん?
俺はギターのが好きだなあ。」
「でもベースがなきゃ
成り立たないじゃん。」
「まあ...
セツナちゃんは低い音好き?」
「...なにそれ?(笑)」
「ベース低い音だから( ̄ー+ ̄)」
「低い音はベースだけじゃないじゃん(笑)」
音楽のことで
あたしたちは話が盛り上がった。
最初のコメントを投稿しよう!